毛孔性苔癬

毛孔性苔癬ってどんな病気?

毛孔性苔癬とは?

 

毛孔性苔癬(lichen pilaris)、毛孔性角化症(keratosis pilaris)

 

ニキビや鮫肌とは違います。

 

毛孔性苔癬は上腕や頬部の毛穴が鳥肌ったようにみえる皮膚になり、原因は遺伝(ホルモン代謝異常・ビタミン代謝異常・脂質代謝異常などが関与)と考えられています。

 

日常多くみられる病気で、小児期に発症し思春期になると著明になり加齢とともに目立たなくなっていくと言われています。

 

 

若い女性の半分以上の人の上腕にあるといわれています。

 

毛嚢一致性のブツブツができますが、時に褐色.赤くなることがありますが、自覚症状は通常ありません。

 

男性にもできます。思春期を過ぎると自然軽快します。

 

20才台までには、遅くても30才台までには自然軽快します。

 

【でも個人差です。30過ぎても治らない人も多いです】

 

生まれたときはきれいな皮膚ですが、 思春期に入る頃に、皮膚の症状が出現してきます。

 

もっとも軽い人は、上腕の伸側のみに、左右対称性にでてきます。

 

毛穴がつまったような感じで、 直径2〜3mmの丸く盛り上がった状態になります。これは割合硬いので、 ブツブツができたとかザラザラになったとかいわれます。

 

人により、二の腕の外側だけの場合や、腕全体・足全体・おしりや顔のエラの部分にも毛孔性苔癬が出来る場合があります。

 

色々な方のお話を伺ってみると、人によって出来る部分は違うが、大体一致していています。
特に二の腕の外側が一番多いようです。

 

また発症しやすい人は若い女性、たまに男性も。
太り気味の女性に多いと俗に言っていますが、そんな事もありません。

 

痩せている女性にも学名:毛孔性苔癬の出来ている人はたくさんいます。